2013ねん4がつ24にち

今週は熊本県阿蘇高森の在来野菜「つるのこ芋」のご紹介です。

たねのうたの立ち上げをFacebookで知って、たくさんの在来野菜の情報が私たちの元に届きました。その中でも、なんと、熊本から収穫直後の「つるのこ芋」通称「つんのこ」の現物が届いたのでした!これには私たちも大喜びでした。なんとしてでもおいしく料理したい、そしてつるのこ芋の存在を日本中に知ってもらいたいと思い、新潟の実家の割烹に勤めている友達にすぐに連絡しました。ちょうど帰省の時期と重なり、とんとん拍子でつるのこ芋の料理ラボを開くこととなりました。

つるのこ芋は形が鶴の首に似ているので、その名が付きました。火山灰土壌のやせた土地にしかできず、栄養が多すぎるとこの形にならなくて、ただの里芋になります。「田楽」はこの小さな里芋を田楽串に刺して焼いて、田楽味噌をつけて食べる料理でした。田楽の起源はつるのこ芋だったのです。正確な情報はありませんが、現在生産者は10人以下ではないかと思われます。

つるのこ芋の貴重な生産者であり、私たちの元につるのこ芋を届けてくれたのは阿蘇フォークスクールを運営している山口じろうさんでした。私はちょうど一年前にトランジションタウンやパーマカルチャーなど、様々な活動をしている山口さんに会いたくて、阿蘇フォークスクールを訪ねました。お話しできたのはほんの30分ちょっとでしたが、自然の中で暮らすことの素晴らしさとたいへんさと、そして楽しさが十分に伝わったのでした。山口さんはつるのこ芋をプリンにしてイベントなどで提供しているそうです。つるのこ芋を蒸してそのまま試食してみて、そのなめらかさにプリンにしたらおいしいだろうなあと思ったのでした。

今週は新コーナー「たねうたラボ」と「たねうたのレシピノート」でつるのこ芋を紹介します。

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